“命が担保” 一番引き受けたのは明治安田生命
顧客に生命保険をかけておき、死亡した際には保険金で借金を回収する「消費者信用団体生命保険」(サラ金保険)。
“命が担保”との批判を浴びながら大手サ ラ金各社は続々とサラ金保険の中止を発表したが、その裏で、持ちつ持たれつの関係にあった保険会社の名前とシェアは、巨大広告主であるがゆえにマスコミタ ブーで、伝えられていない。
このほど明らかになった最新の統計で、2005年度にサラ金保険を引き受けた額のシェアは、6年連続で1位明治安田生命、2位 日本生命であることが分かった。
サラ金保険を売ってる生保会社は結構存在する。
業界に先駆けてサラ金保険を売り出したのは、旧千代田生命だった。
そして2000年度からは、悪質な保険金の不払いで重い行政処分(2005年)も受ける ことになる明治安田生命が入れ替わり、トップをひた走る。
だが、生保とともに二人三脚で空前の繁栄を築いてきたサラ金業界も、ここへ来て構図が変わりつつある。
アコムは東京三菱銀行と、プロミスは三井住友と業務提携するなど、生保に代わって都市銀行が資金注入を開始した。
サラ金保険の中止の背景には、国会審議を前に顧客の自殺実態を暴かれたくないという思惑も見え隠れしている。
現在はサラ金保険をやめたところが多い。
(引用:ライブドアニュース)