消費者金融"わが世の春"に幕 軒並み赤字で再編必至
06年9月中間期連結決算で上場後初の赤字が続出した消費者金融大手は、ビジネスモデルの抜本的な見直しを迫られている。
金融庁がこのほど公表した消費者金融の融資件数と残高は7割以上が年利20~29.2%の「グレーゾーン金利」が占めていることが判明した。
これまでの高収益が違法と合法の狭間の高金利頼みだったことを露呈した。
法案改正後は経営悪化が必死である。
今回の赤字決算への下方修正は、最高裁判決を受けたグレーゾーン金利の返還請求が急増し、関連する引当金などの大幅な積み増しを日本公認会計士協会から迫られた結果だ。
国会で審議中の貸金業制度改革の関連法改正案でグレーゾーン金利の撤廃は決まっており、消費者金融の”わが世の春”は終わりを告げそうだ。
月々の返済も楽になりますね。
(引用:ライブドアニュース)