[アイフル]リストラ策発表 店舗を半数以下、約2千人削減
即日融資、無利息融資、即日キャッシングなどで顧客を獲得してきた消費者金融業界。グレーゾーン金利の廃止により事業縮小が続いています。
消費者金融大手のアイフルは20日、グループのリストラ策を発表した。アイフル本体や信販子会社のライフなどで計2713店ある店舗を半数以下の1193店に削減し、同時に希望退職400人を募るなどして、約1万1000人の従業員のうち約2000人を減らす計画。昨年12月に成立した貸金業規制法の改正法で、上限金利の引き下げなど規制が強化されるため、事業環境が悪化するとみて経営規模を縮小する。
消費者金融部門は、09年3月までに子会社4社を、アイフル本体に統合。子会社4社の449店舗はすべて廃止し、アイフルは有人店を463店から100店に、無人店を1440店から900店に削減する。事業者ローン子会社のシティズ、ライフも店舗を大幅に削減する。
従業員に対しては、正社員を対象に400人の希望退職者を募集。また、派遣社員らも900人減らすほか、希望退職とは別に店舗統廃合でも600人の退職者を見込んでいる。今回のリストラなどで、400億円以上の経費削減を目指す。
消費者金融業界では規制強化に伴う収益悪化に対応するためとして、大手のアコムが約700人の希望退職者を募集したほか、米シティグループ系のCFJが有人店舗の約8割の削減を決めるなど、合理化による規模の縮小が進んでいる。
これからは新規で利用するのも厳しくなるのでしょうか。手軽に利用できるのがいいところでもあったのですが、仕方がないですね。
(引用:ライブドアニュース)